性病に効くお薬

ビブラマイシン

ビブラマイシン

一般名は塩酸ドキシサイクリンといい、50mgと100mgの錠剤がある。テトラサイクリン系の抗生物質であり、グラム陽性菌・陰性菌、セフェム系の抗生物質では薬効のみられないリケッチア、クラミジア感染症、マイコプラズマなどにも効力を示す。また、皮膚科においてはニキビの治療にも用いられる。以前はさまざまな領域の感染症に広く使用されてきたが、ペニシリン系やセフェム系の出現により、その安全性などの理由から現在ではあまり使われなくなっている。

 

効能は幅広い領域にわたる。皮膚感染症では膿痂疹、慢性膿皮症など、呼吸器感染症では急性気管支炎、慢性呼吸器疾患の二次感染、耳鼻咽喉科、眼科の感染症では喉頭・咽頭炎、化膿性唾液腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、角膜炎、眼瞼膿瘍、歯科歯周疾患などがある。その他リンパ管・リンパ節炎、乳腺炎、急性・慢性前立腺炎、淋菌感染症、膀胱炎、腎盂腎炎感染症など幅広い分野で効能を示している。

 

副作用は主に食欲不振、発熱、吐き気、胃部不快感、血便を含む下痢、光線過敏症、発疹などがある。また長期連用で菌交代症や粘膜や皮膚の色素沈着などがみられる。まれに重篤な副作用がみられる場合もあり初期症状として、呼吸困難や全身発赤を伴うアナフィラキシーショック、発熱、発疹、小水泡、皮膚のはがれなどを伴う中毒性表皮壊死症や剥脱性皮膚炎、腹痛や血便などを伴う偽膜性大腸炎、全身倦怠感、黄疸などを伴う肝炎、肝機能障害などがあげられる。


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