性病に効くお薬

クラビット

クラビット

一般名をレボフロキサシン水和物といい、さまざまな領域で使用頻度の高い抗菌剤である。250mgと500mgの錠剤、250mgの細粒10%がある。クラビットはニューキノロン系抗菌剤であり、そのなかでも代表格的な抗菌薬である。細胞内への移行性が高く、作用に優れ、強い殺菌効果を示す。クラビットが開発される以前は、タリビットという抗菌剤が医療現場で重要な役割を負ってきたが、効果の面ではタリビットの約2倍、副作用の面ではクラビットがより安全とされ、現在も多様な感染症に用いられる。

 

慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、表在性・深在性感染症、乳腺炎、肛門周囲炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)肺炎、慢性呼吸器疾患の二次感染、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頚管炎、感染性腸炎、腸チフス、バラチフス、コレラ、バルトリン腺炎、子宮付属器炎、瞼板腺炎、外耳・中耳炎、化膿性唾液腺炎、顎炎、炭疽、ペスト、Q熱などその効能は広い。

 

副作用は比較的に軽微だといわれているが、嘔吐、吐き気、副部不快感、下痢、不眠、頭痛、発疹などがみられる場合がある。また人により光線過敏症をひき起こす。ごくまれな重篤な副作用としては、顔面蒼白、悪寒などの症状を呈すショックやアナフィラキシー様症状、動悸、胸部不快感などの症状を呈す心室頻拍、尿量減少やむくみを伴う間質性腎炎、急性腎不全、発熱、歯肉からの出血、皮下出血などの症状を伴う汎血球減少症、血小板減少、無顆粒球症、脱力感、赤褐色尿などの症状を呈す黄紋筋融解症、腱周囲の痛み、浮腫を伴うアキレス腱炎、腱断裂、紫斑を呈する過敏性血管炎、黄疸、倦怠感を伴う劇症肝炎や肝機能障害のほか錯乱、せん妄などの精神症状等がある。


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